特殊造形に使う道具
○カッターナイフ
本体自体は、どこのご家庭にも、ひとつはあるんじゃないでしょうか?
造形に使う場合、カッターの刃はプロ用の黒刃を使っています。
○カッターマット
その名の通り、カッターで硬ポリなどを切るとき、対象物の下に敷くマットです。
○ホットプレート
造形作業に疲れたとき、一休みしてお好み焼きを焼くのに使うわけではなく
熱加工できる素材を暖めるのに使います。
電熱器やカセットコンロを使用してましたが、ホットプレートの方が、断然、使いやすいです。
熱加工するには素材を高温でフニャフニャになるまで熱しないといけませんから
やけどしないように注意しています。
余談ですが、当ちーむのBossは、お好み焼きが得意料理でメンバー内で、美味しいと評判です。
○バキュームフォーマー
熱した塩ビ板などを、原型に押しつけ、真空成形する道具です。
TongTongでは、ゴーグルなどの成形に使用するため、大きなモノを自作して使ってます。
○ルーター
FRP造形には、欠かせない電動工具です。
歯医者さんの道具と言えばイメージしやすいですかね。
先端は、交換可能なビットと呼ばれる切削アイテムがありまして、こいつが高速回転することで
対象物を削ったり、磨いたりします。
手作業でヤスリを使っても出来なくはないですが時間がかかるし、手はしびれるし、大変です。
とても便利なんですが、値段が高いのが難点です。安いルーターもありますが、
パワー不足で、使い勝手は悪いです。
○マルチマスター
なくても、かまいませんが、FRPの作業では、あると便利な電動工具です。
先端のツールを変えることで、研磨、切断が可能になります。振動で動作する電動工具なので、切断する際、手など
に当たったとしても、怪我をすることがありません。
工業国ドイツ製で西洋人仕様の為か、結構、重いので、ちょっとした筋トレになります。
○サンドペーパー・ヤスリ
研磨に使います。電動工具では、表現しきれない細かい部分は、ひたすら手作業で磨かねばなりません。
マルチマスターはなくても、なんとかなりますが、これがないとFRPの作業は出来ないと言えます。